舎利

淡路はあな尊(たうと)、北には播磨の書冩をまもらへて、西には文殊師利、南え南海補陀落(ふだらく)の山(せん)に向ひたり、東(ひんがし)は難波の天王寺に、舎利(さり)まだおはします(梁塵秘抄)、 の、 舎利、 は、 しゃり、 とも訓み、 サンスクリット語シャリーラśarīra、 の音訳、原義は、 身体、 のことであるが、転じて、 遺骨…

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