妙見大悲者
妙見(めうけん)大悲者は、北の北にぞおはします。衆生願(ねがひ)を満(み)てむとて、空には星とぞ見えたまふ(梁塵秘抄)、
の、
大悲者(だいひしゃ・だいひさ)、
は、
大慈悲者の意で、諸仏菩薩、特に観世音菩薩の称、
とあり(精選版日本国語大辞典・広辞苑)、
妙見大悲者、
は、
妙見菩薩(みょうけんぼさつ・めうけんぼさつ)、
である。
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか