弥勒
金(かね)の御嶽(みたけ)は一天下、金剛蔵王釋迦彌勒、稲荷も八幡(やはた)も木島(このしま)も、人の参らぬ時ぞなき(梁塵秘抄)、
の、
彌勒、
は、「出世」で触れたように、
釈迦牟尼仏に次いで仏になると約束された菩薩、
で、
於是衆生。歴年累月。蒙教修行。漸漸益解。至下於王城始発中大乗機上、称会如来出世之大意(法華義疏)、
と、
兜率天(とそつ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか