常楽我浄
近江の湖(みずうみ)は海ならず、天台薬師の池ぞかし、何ぞの海、常楽我浄の風吹けば、七宝蓮華の波ぞ立つ(梁塵秘抄)、
常楽我浄(じょうらくがじょう)、
は、大乗仏教において、
涅槃(ねはん)や如来に備わる四つの徳、
をいい(涅槃経)、すなわち、
永遠であり(常)、安楽であり(楽)、絶対であり(我)、清浄である(浄)こと、
を言う(広辞苑)。
四徳(しと…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか