喜見の城

忉利(たうり)は尊き處なり、善法堂には未申(ひつじさる)、圓生樹より丑寅(うしとら)に、中には喜見(きげん)の城(じやう)立てり(梁塵秘抄)、 の、 喜見城(きけんじょう)、 は、梵語、 Sudarśana、 の訳語、 帝釈天(たいしゃくてん)の居城、 とされ、 須弥山(しゅみせん)の頂上にある忉利天(とうりてん)の中央に位置し、七宝で飾られ、…

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