弾呵(だんか)
蓮華陸地に生(お)いずとは、暫く弾呵(たんか)の詞(ことば)なり、泥水(でいすい)掘り得て後(のち)よりぞ、妙法蓮華は開(ひら)けたる(梁塵秘抄)、
弾呵(たんか)、
とあるのは、
だんか、
とも訓まし、
弾は弾劾、呵は呵責(かしやく)、
を意味(日本大百科全書)し、
弾訶、
とも当て(精選版日本国語大辞典)、
小乗の教えにとどまっている…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか