浄蔵浄眼
聞くに羨しきものは、妙荘厳の二人の子、浄蔵浄眼親を導きて、菩提の道に入りければ(梁塵秘抄)、
の、
浄蔵、
浄眼、
は、法華経妙荘厳王本事品に説かれる、
妙荘厳王の二子、
をいい、母を、
浄徳夫人、
という。同品によると、
過去無量無辺不可思議阿僧祗劫に浄蔵・浄眼の二王子がおり、この二人は雲雷音宿王華智仏のもとで出家し菩薩行を修して三昧を得た…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか