惣持
我等ぞ思へば頼もしき、きけむ経を聞きし故、三昧惣持(そうぢ)を得てこそは、佛に多くは仕へしか(梁塵秘抄)、
の、
惣持(そうじ)、
は、
総持、
とも当て、梵語、
dhāraṇī、
の音写、
陀羅尼(だらに)、
の訳語で、
周匝蘭楯者、譬総持、四面懸鈴者、譬四弁(「法華義疏(7C前)」)、
と、
よく総(すべ)てのものを…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか