四華
釈迦の法華経説くはじめ、白毫(びゃくごう)光(ひかり)は月の如(ごと)、曼陀曼珠の華ふりて、大地も六種(むくさ)に動きけり(梁塵秘抄)、
の、
六種(むくさ)、
は、
我が果報をば天地の知れる也と。此く説給ふ時に、大地六種に震動し(今昔物語)、
とも使われ、
六種震動(ろくしゅしんどう)、
のことで、
如今此経、天雨四花、地有六種震動(「法華義…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか