恒沙(ごうしゃ)

法華経此のたび弘めむと、佛に申せど許されず、地より出でたる菩薩たち、其の數六萬恒沙(ごうしゃ)なり(梁塵秘抄)、 の、 恒沙、 は、 ごうじゃ、 とも訓ますが、 恒河沙(ごうがしゃ)、 の略、 恒河(ガンジス川)の砂、 の意で、 無限の数量のたとえ、 として使われ、 諸仏の数は、恒河沙のごとく多い、 といわれたりし…

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