恒沙(ごうしゃ)
法華経此のたび弘めむと、佛に申せど許されず、地より出でたる菩薩たち、其の數六萬恒沙(ごうしゃ)なり(梁塵秘抄)、
の、
恒沙、
は、
ごうじゃ、
とも訓ますが、
恒河沙(ごうがしゃ)、
の略、
恒河(ガンジス川)の砂、
の意で、
無限の数量のたとえ、
として使われ、
諸仏の数は、恒河沙のごとく多い、
といわれたりし…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか