示現
神社に参りて今様歌ひて、示現かぶること度々なる(梁塵秘抄口伝集第10巻)、
の、
示現(じげん)、
は、仏語、
為衆生故、示現八相、随縁在厳浄国土、転妙法輪度諸衆生(「往生要集(984~85)」)、
と、
仏菩薩が衆生救済のために、種々に身を変えてこの世に現われること、
をいい(岩波古語辞典・精選版日本国語大辞典)、
現化(げんげ)、
と…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか