拍子をうつとて、笏のさへ舞をばなをしもつめて拍子をとり、刻笏の音にさへよと打に(梁塵秘抄口伝11)、 の、 笏(しゃく)、 は、 さく、 とも訓まし、 束帯着用の際、右手に持って威儀を整えた板片、 である(広辞苑)。唐制の、 手板(しゅはん)、 にならい、もとは、 裏に紙片を貼り、備忘のため儀式次第などを書き記した、 とある(…

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