葎(むぐら)
むぐらさへ若葉はやさし破レ家(いえ)(芭蕉)、
の、
むぐら、
は、
葎、
と当て、
うぐら、
もぐら、
とも訛り、
カナムグラ・ヤエムグラなど、蔦でからむ雑草の総称、
とあり、蓬(よもぎ)や浅茅(あさぢ)とともに、
貧しい家、荒廃した家の形容に使われることが多い、
とある(岩波古語辞典・精選版日本国語大辞典)。
荒れ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか