帷子雪
霰まじる帷子雪はこもんかな(芭蕉)、
の、
帷子雪(かたびらゆき)、
は、
薄くふりつもった雪、
をいう(広辞苑)が、一説に、
一片が薄くて大きな雪、
にもいう(大辞林・デジタル大辞泉)。
(極々霰(ごくごくあられ) https://www.kimononobi.co.jp/SHOP/1200017.htmlより)
こもん、
は、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか