節季候(せっきぞろ)

節季候の来れば風雅も師走哉(芭蕉)、 の、 節季候(せっきぞろ)、 は、 せきざうらふ、 せきぞろ、 ともいい、 節季(せっき)にて候、 の意(デジタル大辞泉)で、 歳末(普通は十二月下旬)、笠に歯朶を挿し顔を赤い布で覆った異装で家々を回り、数人で歌い踊って米銭を受ける物乞い、 とある(松尾芭蕉(雲英末雄・佐藤勝明訳註)『芭蕉全句集』)…

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