わぶ

秋の夜は露こそことに寒からし草むらごとに虫のわぶれば(古今和歌集)、 の、 わぶ、 は、 虫がつらそうに鳴いている、 と注釈される(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 侘ぶ、 と当て、 うらわぶ(心佗)の略、 とあり(大言海)、「わぶ」に当てる字について、 四種に書すが、義自ら異なり、その別を辨へむ、 として、 詫は、『…

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