わぶ
秋の夜は露こそことに寒からし草むらごとに虫のわぶれば(古今和歌集)、
の、
わぶ、
は、
虫がつらそうに鳴いている、
と注釈される(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。
侘ぶ、
と当て、
うらわぶ(心佗)の略、
とあり(大言海)、「わぶ」に当てる字について、
四種に書すが、義自ら異なり、その別を辨へむ、
として、
詫は、『…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか