よぶこどり(喚子鳥)
をちこちのたづきもしらぬ山なかにおぼつかなくもよぶこどりかな(古今和歌集)、
の、
よぶこどり、
は、
呼子鳥、
喚子鳥、
と当て、
稲負鳥(いなおおせどり) 、
百千鳥(ももちどり)
百千鳥
と共に、
古今伝授の三鳥のひとつ、
とされ、
鳴き声が人を呼ぶように聞こえる鳥、
なのでこの名がある(広辞苑)。しかし、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか