むまのはなむけ
今日別れ明日はあふみと思へども夜やふけぬらむ袖の露けき(古今和歌集)、
の、前文にある、
むまのはなむけしける夜にめる、
とある、
むまのはなむけ、
の、
「むま」は馬、
で、
馬のはなむけ、
の意で、ここでは、
送別の宴、
を意味し、
もともと、旅立つ人の馬の鼻をその旅先の方へむけたことからいう、
とある(高田祐…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか