たぐふ
思へども身にしわけねば目に見えぬ心を君にたくへてぞやる(古今和歌集)
の、
たぐふ、
は、
寄り添わせる、
意(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)とある。
たぐふ、
は、
類ふ、
比ふ、
偶ふ、
副ふ、
などと当てる(岩波古語辞典・精選版日本国語大辞典・大言海)が、
似つかわしいもの、あるいは同質のものが二つ揃っている意。類義語…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか