鵲(かささぎ)の橋

「くもゐ」で触れたように、 かささぎの雲井の橋の遠ければ渡らぬ中に行く月日哉(続古今集)、 の、 雲居の橋(くもいのはし)、 は、 雲のかなたにかかっている橋、 で、 鵲(かささぎ)の橋、 を指す。 梅田の橋をかささぎのはしとちぎりていつ迄も我とそなたは女夫(めおと)星(近松門左衛門『曾根崎心中』)、 の、 鵲(かささぎ)の橋…

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