をがたまの木

みよしのの吉野の滝に浮かびいづる泡をか玉の消ゆと見つらむ(古今和歌集)、 は、 をか玉の消ゆ、 に、 をがたま、 を詠みこんでいる。 をがたま、 は、 古今三木(さんぼく)、 のひとつ、 古今伝授の秘説、 とされる、 モクレン科の常緑高木、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 ヲガタマ、 は、多…

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