うばたまの

うばたまの我が黒髪を引きぬらし乱れてなほも恋ひ渡るかも(万葉集)、 うばたまの夢になにかはなぐさまんうつつにだにもあかぬ心を(古今和歌集)、 の、 うばたまの、 は、「夢」にかかる枕詞(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)とある。この、 うばたまの、 は、 奴婆多麻能(ヌバタマノ)黒き御衣(みけし)をま具(つぶさ)に取り装(よそ)ひ(古事記・歌謡) 和妙(…

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