きりぎりす

秋はきぬ今や籬(まがき)のきりぎりす夜な夜な鳴かむ風の寒さに(古今和歌集) とある、 きりぎりす、 は、 こおろぎの古称、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 きりぎりす、 は、 蟋蟀、 螽斯、 と当て、 コオロギの古称、 であるが、 こおろぎ(こほろぎ)、 は、 蟋蟀、 と当て、 暮月…

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