ささがに

白露を玉にぬくとやささがにの花にも葉にも糸をみな綜(へ)し(古今和歌集) の、 ささがにの、 は、 蜘蛛にかかる枕詞、 で、平安時代は、 ささがに、 は、 蜘蛛そのもの、 をいう(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)とある。 ささがにの、 は、奈良時代の、 わが背子が來べき宵なりささがねの蜘蛛のおこなひ今宵著(しる)しも(日…

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