綜(ふ)

白露を玉にぬくとやささがにの花にも葉にも糸をみな綜(へ)し(古今和歌集) の、 糸をみな綜(へ)し、 に、 をみなへし、 を詠みこんでいる(仝上)が、 へ(綜)、 は、終止形、 綜(ふ)、 で、 縦糸を機(はた)にかけて、織れるようにすること、 とある(仝上)。和名類聚抄(931~38年)には、 綜、和名閉(へ)、機縷持…

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