かはたけ
さよふけてなかばたけゆくひさかたの月吹きかへせ秋の山風(古今和歌集)
に、
なかばたけゆく、
で、
かはたけ、
を詠みこんでいる(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。
かはたけ、
は、
川竹か、
とし、
あはれなるもの……夕暮れ暁に、川竹の風に吹かれたる、目さまして聞きたる(枕草子)
を引くが、また、一説に、
皮茸、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか