ものから

あぢきなし嘆なつめそ憂きことにあひくる身をば捨てぬものから(古今和歌集) では、 あぢきなし、 で、 なし、 なつめそ、 で、 なつめ(棗)、 あひくる身、 で、 くるみ(胡桃)、 を詠みこむ(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 ものから、 は、 今は來じと思ふものから忘れつつ待たるることのまだもやまぬか(古…

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