歸與
客有歸與歎(客に帰らんかの歎き有り)
淒其霜露濃(淒(せい)として霜露(せいろ)濃(こま)やかなり)(李頎(りき)・望秦川)
の、
淒其、
は、
淒は、寒風の吹く形容、其は動詞・形容詞・副詞の後につく助字、「詩経」邶風・緑衣に、
淒其以風(淒として以って風ふく)、
とあるのにもとづく(前野直彬注解『唐詩選』)とある。
(「淒」 https://…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか