鶴髪

宛轉娥眉能幾時(宛轉たる娥眉、能く幾時ぞ) 須臾鶴髪亂如絲(須臾にして鶴髪(かくはつ) 亂れて絲の如し)(劉廷芝・代悲白頭翁) の、 鶴髪(かくはつ)、 は、 鶴のように白い髪、北周の庾信の「竹杖の賦」に、老人を形容して、「鶴髪雞皮」とあるのにもとづく、 とある(前野直彬注解『唐詩選』)。つまり、 鶴髪(かくはつ)、 は、 鶴髪雞皮 蓬頭歷…

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