鶴髪
宛轉娥眉能幾時(宛轉たる娥眉、能く幾時ぞ)
須臾鶴髪亂如絲(須臾にして鶴髪(かくはつ) 亂れて絲の如し)(劉廷芝・代悲白頭翁)
の、
鶴髪(かくはつ)、
は、
鶴のように白い髪、北周の庾信の「竹杖の賦」に、老人を形容して、「鶴髪雞皮」とあるのにもとづく、
とある(前野直彬注解『唐詩選』)。つまり、
鶴髪(かくはつ)、
は、
鶴髪雞皮
蓬頭歷…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか