ほつえ 2024年04月12日 ほつえ 秀つ枝 中つ枝 (ナカツエ) 下枝(しずえ) わが園の梅のほつえに鶯の音(ね)になきぬべき恋もするかな(古今和歌集)、 の、 ほつえ、 は、 秀つ枝、 の意で、 他よりも伸びた枝、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 秀(ほ)つ枝、 の、 つ、 は、 「の」の意の上代の格助詞、 で(精選版日本国語大辞典・大辞泉)、 上枝、 秀枝、 と当て…続きを読む