がてに

あしひきの山ほとときすわがごとや君に戀ひつついねがてにする(古今和歌集)、 の、 がてに、 は、 できずに、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。また、 あは雪のたまればかてにくだけつつわがもの思ひのしげきころかな(古今和歌集)、 の、 かてに、 は、 動詞「克つ」からできた連語。「こらえかねて」の意。他の動詞につくと、 …

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