葛かづら

神奈備の御室の山の葛かづら裏吹き返す秋は來にけり(新古今和歌集)、 の、 神奈備の御室の山、 は、 「神奈備」も「御室」も神の降臨する場所の意だが、ここでは大和の国の枕詞と考えられている、 とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。 御室、 は、 神の降り来臨する場所、 の意(岩波古語辞典)だが、 三室山(御室山 みむろのやま)、 …

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