帰去来
已矣哉(已んぬるかな)
帰去来(かえりなん)(駱賓王・帝京篇)
の、
帰去来、
については、蔡國強展「帰去来」に触れた「帰去来」で取り上げたことがある。
帰去来、
は、陶淵明の、
歸去來兮(かえりなんいざ)
田園 将(まさ)に蕪(あ)れなんとす胡(なん)ぞ帰らざる
既に自ら心を以て形の役と爲(な)す
奚(なん)ぞ惆悵(ちゅうちょう)として獨(ひと)…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか