すがる
すがる鳴く秋の萩原朝立ちて旅行く人をいつとか待たむ(古今和歌集)、
の、
すがる、
は、
じが蜂、
のこととある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。
腰が細いことから女性の形容となる、
とあり、
梓弓(あづさゆみ)末の珠名(たまな)は胸別(むなわけ)の広き吾妹(わぎも)腰細の須軽娘子(すがるをとめ)のその姿(かほ)の端正(きらきら)しきに(万葉…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか