五節の舞

天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ(古今和歌集)、 の詞書(ことばがき)にある、 五節の舞姫をみてよめる、 の、 五節の舞、 とは、 大嘗会・新嘗会で行われる少女舞、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 五節の間にきまって歌われる歌謡の一つで、「びんだたら」と呼ばれていた。びんざさら(楽器)をゆるがしてならせばこそ、おも…

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