五節の舞
天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ(古今和歌集)、
の詞書(ことばがき)にある、
五節の舞姫をみてよめる、
の、
五節の舞、
とは、
大嘗会・新嘗会で行われる少女舞、
とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。
五節の間にきまって歌われる歌謡の一つで、「びんだたら」と呼ばれていた。びんざさら(楽器)をゆるがしてならせばこそ、おも…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか