玉の緒

死ぬる命生きもやするとこころみに玉の緒ばかりあはむといはなむ(古今和歌集)、 の、 玉の緒、 は、 玉に通した緒、 で、 「短い」、「切れやすい」ことから、はかなさの象徴、 ここでは、 ほんのわずかの時間、 の意(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)とある。 玉の緒(たまのを)、 は、文字通り、 始春(はつはる)の初子(はつ…

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