日本人の時間感覚
橋本万平『日本の時刻制度』を読む。
本書は、物理学者である著者が、
「国文学とか国史学の方面において、欠く事のできない知識である」
はずの、
「日本における時刻制度の変遷が、殆どわかっておらない」
ということを知って、二十年余、
「余暇を利用して研究し」
た成果が、本書である。初版が出て(1966)、本増補版が出たとき(1978年)でもなお、…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか