槎(いかだ)
舟凌石鯨度(舟は石鯨(せきげい)を凌いで度(わた)り)
槎拂斗牛囘(槎(いかだ)は斗牛(とぎゅう)を回(めぐ)る)(宋之問・奉和晦日幸昆明池応制)
の、
槎、
は、
筏(いかだ)、
石鯨、
は、
漢代、昆明池に石の鯨をおいた。大きさは三丈、雷雨のときは尾やひれをふるわせてほえたという、
とあり、この詩の唐代には残っていないが、
まだそれ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか