言ひなす

恋ひ死なばたが名はたたじ世の中の常なきものと言ひはなすとも(古今和歌集)、 の、 言ひはなす、 の、 は、 は、係助詞、 言ひなす、 で、 事実と違うことを強く主張する意、 とあり、 恋死にではなく、無常の世だから亡くなるのもやむをえない、と、恋の相手が言うこと、 と注釈する(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。格助詞の、 …

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