思ひ寝

君をのみ思ひ寝に寝し夢なればわが心から見つるなりけり(古今和歌集)、 の、 思ひ寝、 は、 人を思いながら寝ること、 で、ここは、 「思ひ」に、「君をのみ思ひ」と「思ひ寝」とが重なる、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 思ひ寝、 は、確かに、文字通り、 思い続けながら寝ること(学研全訳古語辞典)、 物を思いながら寝ること…

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