西王母
西望瑤池(ようち)降王母(西のかた瑤池を望めば王母(おうぼ)降(くだ)り)
東來紫氣滿函關(東來の紫氣(しき) 函關(かんかん)に滿つ)(杜甫・秋興三)
の、
王母、
は、
西王母(せいおうぼ・さいおうぼ)、
のこと、
瑤池、
は、
崑崙山中にあるという、伝説の池、
で、
この池のほとりに西王母の住居があり、むかし周の穆(ぼく)王…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか