あなかま
御狩(みかり)する交野(かたの)の御野(みの)に降る霰あなかままだき鳥もこそたて(新古今和歌集)、
の、
まだき、
は、
鷹狩の準備ができていないのに早くもの意、
とあり(久保田淳訳注『新古今和歌集』)、
あなかま、
は、
しずかに、
などと制止することば、
とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。
人々笑ふ、あなまはとて脇息…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか