しきしまの
しきしまの大和にはあらぬ唐衣ころも経ずしてあふよしもがな(古今和歌集)、
の、
しきしまの、
は、
「やまと」にかかる枕詞、
とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。
しきしま、
は、
敷島、
磯城島、
志貴嶋、
などと当て、
都を倭(やまと)の国の磯城郡の磯城島に遷す(日本書紀・欽明一年)、
と、
欽明天皇の、大…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか