うき木

昔思ふ庭にうき木を積みおきて見し世にも似ぬ年の暮かな(新古今和歌集)、 の、 うき木、 は、 流木など拾い集めて楽しびたる体也(新古今抜書抄)、 年の暮れに、年木とて、薪を積むことあるをよめるなり……浮木の名を借りて、浮きこといへるなり(美濃)、 など諸説あるが不明(久保田淳訳注『新古今和歌集』)とある。 うき木、 は、 浮木、 と…

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