葦鶴

住の江のまつほど久(ひさ)になりぬれば葦鶴(あしたづ)の音になかぬ日はなし(古今和歌集)、 の、 葦鶴、 は、 もともと葦の生えた水辺にいる鶴の意味だったが、古今集時代には、鶴の歌語。鶴も長寿の鳥として、しばしば松とともに詠まれた、 とあり、 松は、常緑であることによって、長い時間を連想させる、 とある。(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 葦…

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