諒闇

水のおもにしづく花の色さやかにも君が御影の思ほゆるかな(新古今和歌集)、 の、 詞書に、 諒闇の年、池のほとりの花を見てよめる、 とある、 諒闇、 は、 天皇が父母の喪に服すこと、または、天皇の崩御による国全体の喪、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。なお、歌の、 しづく、 は、 沈く、 と当て、 水の底に…

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