うちつけに

うちつけにさびしくもあるかもみぢ葉も主(ぬし)なき宿は色なかりけり(古今和歌集)、 の、 うちつけに、 は、 急に、 の意とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 うちつけ、 は、 打付け、 と当て、 吹く風になびく尾花をうちつけに招く袖かとたのみけるかな(貫之集)、 と、 副詞として、 うちつけに、 と、…

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