水脈(みお)

天の川雲の水脈(みを)にて早ければ光とどめず月ぞ流るる(古今和歌集)、 の、 水脈、 は、 水の流れる道筋、天の川を雲でできた川とみる。天の川を「川」という名前に引っ掛けて、水の流れに見立てる、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 「澪標(みをつくし)」で触れたように、 みを、 は、 澪、 水脈、 水尾、 と当て、 …

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