しでのたおさ

いくばくの田をつくればかほととぎすしでの田長(たをさ)を朝な朝な呼ぶ(古今和歌集)、 の、 しでの田長、 の、 田長、 は、 農事を取り仕切る長、 とあり、 しで、 は、 諸説あるが不明、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。ここでは、ほととぎすの鳴き声を、 シデノタオサ、 と聞きなす。で、 シデノタオ…

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