おほなほび

新しき年の始めにかくしこそ千歳(ちとせ)をかねて楽しきを積め(古今和歌集)、 の詞書に、 おほなほびの歌、 とある。この、 おほなほびの歌、 は、 大直日の神を祭る神事の歌、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 大直日の神、 は、 『古事記』によれば、禍を吉に転じる神、 とある(仝上)。 おほなほび(おおなおび)…

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